日本で台湾料理に使われる調味料や食材を見つけることは難しく、あっても現地価格の2~3倍の値段がつけられていることが多いです。
でも、台湾料理が恋しい!あの味を再現したい!ということで、
台湾人の彼女の友人にお使いを頼み、台湾料理には絶対に欠かせない重要な調味料や食材を大量に日本にもってきてもらいました!
どれも台湾のスーパーに必ずといっていいほど置かれていて、台湾料理には必須のものばかり。
更にこの中からお勧め、台湾お土産にもピッタリな調味料や食材をご紹介いたします!
醤油膏
『醤油膏(台湾とろみ醤油、ジャンヨウガオ)』は、粘りっけが強いドロドロとした濃い口の醤油です。
基本的にどんな料理にも使われますが、台湾風パンケーキの蛋餅などに使われているのを良く見かけますね。
こんな感じで自宅でも台湾本場の味を楽しむことができます。
沙茶醤
『沙茶醤(シャーチャージャン)』は、干し海老と大地魚(カレイ)をベースに、ニンニク、エシャロット、唐辛子などが含まれており、炒め物や鍋、煮込みなど、万能に使われる調味料です。
私も焼きそばや野菜炒めなどに使用してみましたが、少し加えるだけで味に深みが出て、一気に台湾料理っぽい感じに仕上がります。
まさに万能調味料ですね。
樹薯粉
『樹薯粉(タピオカスターチ、シューシューフェン)』はタピオカの原材料です。
これは日本のスーパーでもたまに見かけることがありますね。
デザートや麺に使われることが多く、もちもちとした食感を与えてくれます。
台湾フライドチキン揚げ粉にも使われており、あのカリカリサクサクとした食感の秘密はこの樹薯粉にあります。
五香粉
『五香粉(ごこうふん、ウーシャンフェン)』は、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ、ホアジョー)または山椒、小茴(フェンネル、 ウイキョウ)、大茴(八角、スターアニス)、陳皮(ちんぴ)などのスパイスが配合された調味料です。
炒め物や煮込み、から揚げなどに少し加えるだけで”台湾風”料理に早変わりする優れもの。
独特の香りから、少し好き嫌いが分かれる調味料でもありますね。
八角
台湾・中華料理には欠かせないのが『八角(はちかく、バージャオ)』です。
中国原産の「トウシキミ」という木の果実を乾燥させたもので、非常に独特な香りがあります。
調理方法は、煮込み料理に一粒の八角を入れて一緒に煮込むだけという簡単なもの。
定番の台湾料理でもある魯肉飯や、牛肉麺などに使われます。
油葱酥
『油葱酥(フライドシャロット、ヨウツォンスー)』は、”食べるラー油”にも含まれているそうで、サクサクとした食感とネギの風味が特徴的です。
台湾では肉燥や担仔麺などに使われていますが、魯肉飯にも使われることが多く、非常に豊かな風味を与えてくれます。
実際に魯肉飯をつくってみた
上で紹介した、『五香粉』『八角』『油葱酥』を使って、魯肉飯を作ってみました。
肉はロースとひき肉の両方を使っています。
食材と調味料を鍋に入れて煮込むだけ、時間はかかるけどとても簡単な料理です。
部屋全体が八角の香りで満たされ、台湾のセブンイレブンにいるような感覚になりますね。。
脂身の少ない肉の部位を使ったので物足りなさはあれど、味付けに関しては台湾人の彼女も納得。
本場の味を再現できたようですね。
最後に
台湾料理に欠かせない調味料と食材をご紹介しました。
ここで紹介したものはほんの少しで、実際にはこれら以外にも重要なものは数多くあります。
台湾お土産探しのお手伝いになれば幸いです。
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