私は過去にフィリピンに3ヶ月滞在して英語を徹底的に学習し、その後、世界一周を通し更に英語力を高め、結果、中学レベルの英語力からTOEICで980を取るまでに大成長しました。
では、世界一周に行かなければ英語力は向上しないんでしょうか?
留学しないと英語を話せるようにならないんでしょうか?
断言します。
英会話向上には留学も世界一周も必要ありません。
留学、世界一周経験者だからこそ語れる、『留学世界一周不要学習法』。
この記事では、英会話に必要な英語力を身につけるための勉強方法をお伝えします。
瞬間英作文
以下の文を3秒以内に英文に訳してみましょう。
彼はりんごが好きです
は
He like apples.
それでは、
彼は幼い頃よくりんごを食べていたが、最近はオレンジを好んで食べます。
はどうでしょうか?
恐らく3秒以内に答えるのはかなり難しいと思います。
日本語の分を見て、瞬間的に英文を脳内で組み立て、口にだす、というトレーニングが「瞬間英作文」と呼ばれるものです。
森沢洋介氏が提案するトレーニング方法で、著書は伝説的なベストセラーとなっています。
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は私の英語学習の原点でもあり、何百と繰り返して読み返し、私の血と肉となるまでに読み込みました。
続編でもある『おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』も非常に有益な本です。
数多くのシリーズがある中、私はこちらの2冊のみを使用してトレーニングを行いましたが、個人的にはこの2つのみで英語基礎レベルの域を脱するには十分だと考えます。
英語を日常的に勉強している方ならご存知かもしれませんが、実は誰もがこの勉強方法をおすすめしているので、今更私が紹介しなくてもいいかな・・・という思いもありましたが、やはり私に一番大きな影響を与えた勉強方法ですので、紹介せざるを得ませんでした。
単語
こちらも言わずもがな有名な『DUO 3.0』です。
この本を利用する利点は多いです。
TOEIC頻出単語が多数収録
TOEICで高得点を取るために必須な単語本はDuo 3.0のみだといえます。
『英語力中級・上級なら1ヶ月でTOEIC 900以上狙える!初受験で980取得した勉強方法』でもTOEIC単語の学習について紹介していますが、DUOをしっかりとやりこむ時間があれば、他の教材には一切手をつける必要はないと思います。
効率で考えると、TOEIC頻出単語のみを抽出した専門書には負けますが、網羅度でいうとDuoもトップレベルであると言えます。
瞬間英作文の上級編として使える
上記で紹介した瞬間英作文ですが、Duoでもそれが可能な構造となっていますが、上記で紹介した本と比べるとかなり難易度が上がっています。
Duoに手をつけ始めた時点では瞬間英作文をせず、3周目、4周目あたりからこの方法を取り入れるようにすべきかと考えます。
リスニング練習も出来る
Duo3.0は別途リスニング用のオーディオCDが販売されています。
別途と言いましたが、購入は必須だと考えてください。
英語初心者にありがちなミスは、単語だけ覚えることに集中し過ぎて、聞き取り、発音練習がおざなりになってしまうことです。
発音は英語の命です。
スペリングなんてむしろどうでもよく、発音記号を重視して覚えるようにし、それに併せて音声を聞いて、しっかりどのように発音するかをマスターしましょう。
フレーズを制する者が英会話を制する
英会話はフレーズのやり取りです。
言いたいことを言うためのフレーズを覚えることで、どんな状況にも対応できる英語力を身につけることができます。
英語を勉強し始めた段階では、日本語でも普段からよく使用するようなフレーズをそのまま英語で暗記してしまうことが非常に効果的だと考えます。
私は日常会話のフレーズ学習に『瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓』を使用しましたが、収録されているフレーズの使用できる幅は広いものの、決して専門的過ぎないところがポイントだと思います。
上級者向けの本ではありませんが、初中級者であれば、英語だとこう言えばいいのか、ハッとさせられるフレーズが多くあります。
英文法はわざわざ勉強しなくていい説
ここでは文法の参考書は紹介しません。
私達は中学、高校と、多大な時間をかけて英文法を学習してきました。英語授業の8割が英文法の学習に割り当てられます。
なのにも関わらず、なぜ今でも英語を話せないでしょうか。
それは『英会話ができるようになりたい』という目的のためには、わざわざ英文法を学習する必要がないからです。
私は、”わざわざ英文法を勉強する必要がない“と、言いました。
英文法の知識があっても英会話が上手くなるということは
その知識を英会話に落とし込む”アウトプット”には猛烈な努力と想像を絶する時間が必要になります。
実際に人と話し、何度も何度もミスを重ねて、恥ずかしい思いをして、次は絶対に間違えないようにと努力する。”アウトプット”はその過程の中で身につけられるもので、机上の学習だけでマスター出来るような簡単なものではありません。
上記でお伝えした瞬間英作文とDuoの学習過程で、英会話に必要な基礎英文法は必ず身につくはず。
ある程度の英語基礎力を身につけた後は実戦で英語力を鍛えることが目標への最短の道です。
スカイプ英会話で実力だめし
ある程度の英語基礎力を身につけた後は実戦のステージに進みましょう。
今の時代、時間と場所を選ばず、格安で英会話講師から生きた英語を学ぶことができ、その中でも最も手軽なものといえばスカイプ英会話です。
ですが、多くの人はスカイプ英会話を始めることに億劫です。
「英会話は単語力を身に着けてから・・・」
「文法が苦手でまだ英会話に自信がないからまた今度・・・」
私が初めてスカイプ英会話を始めたときの英語力はひどいものでしたし、あまりの私の英語の通じなさと英語表現の乏しさに情けなさを感じるほど。
会話が続かなければどうしようとかどうでもいいことを考えていたタイプなので、その気持ちはよくわかります。
ですが、話して失敗して慣れていく、これをなくして流暢な英語を身につけることは不可能です。
ここまでに学んだ英語力を手に色々な人と英語で会話してみましょう。
はじめはブロークンな英語でもいいんです。どんどんミスをして、そこから正しい英語を学んで行きましょう。
私は有名どころの『レアジョブ』と『キャンブリー
』を利用して英会話を練習しました。
両方おすすめできますが、値段の安さや講師の質などのコスパ面から『レアジョブ』をおすすめします。
初回は無料で受講できるので一度試してみるのもいいかと思います。
最後に
この記事で紹介している英語勉強方法は全て私が実践したもので、間違いなく英語力の助けになると断言できます。
この勉強方法が、英会話できるようになりたいと本気で願っている人の助けになればと思います。
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