新しいことだらけの留学生活。
様々なバックグラウンドを持つ人々が、色々な国からやって来ます。
英語を上達させたいという同じ志を持つものが集まり、数ヶ月間同じ校舎の中で生活を共にする留学生活。
キャリアのため、就職活動の自己PRのため、と留学の目的は人それぞれですが、
人生の転機は目的に関わらず不意に訪れるものです。
私がフィリピン留学中に起きた“人生の転機”をお伝えします。
非リア充な日々
当時、私は東京に住んでおり、システムエンジニアとして働いていました。
1年前に上京してからというもの、人付き合いをする機会が一気に減ってしまい、友達はおろか、話ができる相手すら一人もいない孤独な生活を送っていました。
自宅は4畳半の狭苦しい部屋、キッチンとシャワーは共同。私のような独身でお金のない人種が集まる牢獄のような施設。
職場とこの狭い部屋を往復するだけの毎日。
唯一の気晴らしといえば、アニメを見ながらお酒を飲むこと。
こんな生活から逃げるように選択したのが、世界一周。
とはいっても、英語関しては全く自信がなかったので、その前にある程度の英会話を出来るようになりたいという思いから留学を決意しました。
あまり貯金もなかったので、留学先は消去法でフィリピンになりました。
私は基本的にかなりシャイでコミュ障なタイプです。留学数週間前からフィリピン留学の体験談をチェックしはじめるようになり、不安はどんどんと大きくなっていきました。
友達できなかったらどうしよう? ぼっち飯はいやだなぁ
不安がピークに達したころには逆に吹っ切れてしまいました。
俺は英語を勉強するためだけに留学するんだ!ぼっち飯する覚悟は出来てるぞ!
ですが、実際に現地に着いてみると、そんな心配は杞憂に終わりました。
フィリピン留学で得たもの
一生ものの友達
当初の不安とは裏腹に、沢山の友人ができました。
幸い三ヶ月の滞在でぼっち飯は一度も経験することはありませんでした。
一足早く卒業する自分の送別会に、こんなにも多くの友人が集まってくれることになるなんて思っても見なかったです。
卒業後もある友達とはたまに連絡をとりあいますし、友達に会うために台湾、ベトナム、タイ、韓国に行ったこともあります。
タイのバンコクに住む友人。一番の友人でほぼ毎日一緒に行動をしていました。
彼が先に卒業してから2年半ほど会っていなかったんですが、遂にバンコクで再開。
彼はフィリピンで留学後にイギリスで修士を取得し、バンコクで会計士として働いています。
韓国の釜山に住む友人。留学後はオーストラリアでタイル会社で働き、そこで学んだ技術を韓国へ持ち帰って企業。今では休む間もないほど働き通しで大稼ぎしているそうです。
フィリピン留学後のキャリアは多岐にわたりますね。
ベトナム人の友人。
彼女はフィリピン留学に出会った韓国と今年結婚する予定で、彼女も私と同じくフィリピン留学で人生を変えた一人だといえます。
素晴らしい学生生活
中学時代はデブ、高校時代はオタク、そんな暗黒学生時代しか経験してこなかった中、初の輝かしい学生生活。
学生生活ってこんなに楽しいものだったんですね。
授業が終わったら友達と集まって勉強し、週末は皆で飲みに行く。人生で一番楽しい時期でした。
外国人の彼女
この出来事は一番のイレギュラーでした。
馴れ初めはバッチメイトで同じクラスに在席していたことからで、徐々に差が縮まり、最終的には一緒に世界一周することになったという…
4畳半の狭い部屋に引きこもってアニメばかり見ていた頃と比べたら随分と大胆になったものですね。
ちなみに、彼女との関係は今でも続いていて現在は東京で同棲中です。
まとめ
当初はフィリピン留学は英語学習のためだけと割り切っていたんですが、
蓋を開けてみると随分リア充な経験をすることになりました。
そのため本来の目的である英語学習はすっかりおざなりになってしまいましたが、友人や彼女との会話から英語力がどんどんと向上していったので結果的にはこれでよかったのかなと思います。
留学をしている生徒たちの目的はみな違えど、なんかしら自分の将来のために英語を学びに来ていて、キャンパスはポジティブな空気で溢れかえってます。
そんな雰囲気が新しいことをはじめようとする自分にモチベーションを与えてくれるはず。
結論
人生変えたいなら、フィリピン留学しろ。
元々コミュ症の私がどうやって友達を作ったかを知りたい方はこちらからどうそ。

今回のフィリピン留学+世界一周でTOEIC980を取得するまでに英語力が向上しました。
この記事ではその体験談を記しています。

英語力に不安がある方は、こちらの勉強方法をご覧ください。

また、フィリピンに安く渡航したい方は『トラベリスト』を是非ご活用ください。
航空券の比較に非常な便利なサービスで、今回のフィリピン留学や世界一周時にも活用しました。
コメント
[…] […]
[…] […]